みなさま、こんにちは!ピースボートセンターふくおかの讃井悠介(さんこん)です。
早く世界を制限なく回りたいですね。
今回紹介する世界遺産は、イタリアのナポリ歴史地区です。
風光明媚な、この街は鹿児島県鹿児島市と姉妹都市関係を結んでいて、とても風景が似ています。
『2500年の歴史』
イタリア南部にある、国内3番目の大都市ナポリ。
ピースボートの地球一周クルーズでも地中海を通るコースによく含まれる見どころの多い世界遺産の街並みです。
起源は紀元前5世紀まで遡り、古代ギリシャによって建設されました。
その後は、東ローマ帝国、東ゴート王国、ビザンツ帝国の支配を受けながらも、8世紀からはナポリ公国として事実上の独立状態でした。しかしその後も様々な国の支配下に置かれながら、1861年にイタリア王国に併合され現在に至ります。
『ナポリを見て死ね!?』
これはイタリアのことわざです。ドイツを代表する文豪ゲーテは、ナポリの景色を見ずに死んでしまっては、生きていた甲斐が無いと言う意味でこの言葉を残しました。
このナポリの街は誕生して2500年に渡る文化が根付いています。
歴史ある街のどこからでも眺めることができるヴェスビオ火山。
この山がかつて大爆発を起こし、その灰で埋もれてしまったポンペイ遺跡もナポリ近郊にあります。
港すぐの所にある、ヌオーヴォ城。
ナポリ1大きな広場、プレビシート広場。
1887年~90年にかけて作られたアーケード、ウンベルト1世のガッレリア。
「ナポリをまっぷたつに切る」という意味の旧市街、スパッカ・ナポリには大聖堂や教会をはじめ、多くの店が並びます。
『現代アートと食事を満喫しよう』
ナポリには地下鉄が通っていて、駅が芸術家などによってデザインされています。
世界で最も美しい地下鉄の駅とも言われている「トレド駅」。
深海をイメージして青と白のタイルに彩られています。
「ダンテ駅」の壁には、「旅」をテーマにした使い古された靴が壁にかけられています。
地下鉄を乗りこなせば、ナポリの様々な顔を見に行けます。
食べ歩きもイタリアの楽しみの一つです。
ナポリの料理として知られるピッツアマルゲリータ 、アクアパッツア はもちろん、ジェラートを食べ歩きなど…
お気に入りの店を見つけに、歴史を感じながら歩いてみてください。
ちなみに「ナポリタン」はナポリでははなく、日本で生まれたパスタです。
ナポリでは、「スパゲッティ・アッラ・ナポリターナ 」や「スパゲッティ・アッラ・プッタネスカ 」を食べてみてくださいね。