皆さん、こんにちは。
ピースボートスタッフの廣田純也こと芭蕉です。
今回は僕が一番好きな国について記事を書こうと思います。
その国は"アイスランド"です。
多分、聞いたことある人も多いと思います。
近年ピースボートでは夏の航路でアイスランドに寄港して
オーロラ発生する時期にあわせて船旅を行っています。
今でも僕はネットでアイスランドの事を調べていたり、
アイスランド観光協会の方のインスタグラムをフォローして
UPされる景色を見て「次行くならここだな...」と考えたりと、
とにかくアイスランドという国に惚れ込んでいます。
もし「日本を離れて無料でどこにでも自由に移住していいよ」と言われたら、
僕は迷わずアイスランドに行くと思います。
じゃあなぜそんなにアイスランドが好きなのか、なぜそんなに拘るのか。
今回はそんな記事です。
【興味を持ったキッカケ】
僕は2016年の夏出発の第92回クルーズに乗船しました。
偶然にもピースボートで初のオーロラを見に行くクルーズでした。
でも別にアイスランドに行きたいから、オーロラが見たいからと、
92回クルーズを選んだわけではなかったので正直、船に乗る前までは気にもしていませんでした。
(何なら海外なんて興味も持った事なかった...)
ですが船内でとある本に出会います。
それがこれ!
僕は船旅中、暇な時間を船内のピースボートセンターでお手伝いをしていました。
そこでは”地球の歩き方”というガイドブックの貸し出しをしていたですが
アイスランドだけ冊子自体が別なので、ふと気になり手に取りました。
それから貸し出しのカウンターの内側で暇な時間に流し読みを始めました。
僕は当時「本は一切読みません。てか読めません。漫画も字が多いのは苦手」というタイプでした。
そういうタイプは流し読みする時は主に写真と絵しか見てません。
僕はそんな写真や絵にグングン引き込まれていきます。
【現実とは思えない景色】
一つの本をパラパラと流し見するのが数日続いた事。
そしてその文を読んでみようと思うのも初めてのことでした。
やはりガイドブックなので、とにかく写真が綺麗。
こんなんとか
こんなんとか
こんなんとか
色んな写真に目を奪われていって
期待は膨らむばかりでした。
しかも文を読んでみると色々な事がわかった。
①アイスランドの電力のほぼ100%は自然エネルギーで賄っている。
②環境下から木が育たないため荒涼とした砂漠や荒れ地が多くあり映画の撮影などでよく使用される。
③土地の面積に対して人口が非常に少ない。
④でも世界でトップクラスに治安が良いし、交通量も少ないので事故も少ない。
僕は当時、この辺りの事を見ても特に響かなかった。
とにかく「もっとガイドを読んでみよう!観光に役立つ情報!」
と、いった感じでグイグイ読み込んで行きました。
とりあえずわかった事は、
ご飯美味しい! 夜も楽しい! 自然も堪能できる! ただし物価がエッライ高い...
という事。
そしてレイキャビクにはランドマークになっている教会があると知ります!
「せっかく行くならオーロラ出てる時に街の教会を背に写真を撮りたい!」
それを撮れば地元の友達に自慢できるかなと思い、写真は絶対撮ると決めました。
そんなこんなで実際にアイスランドに近づいてきました。
【オーロラってなんかスゲェ】
アイスランドに寄港する数日から”オーロラチャンス”と呼ばれる期間に入る。
クルーズにもよりけりだが大体、寄港日も含めた4〜5日ぐらい。
92回クルーズでは比較的、大きなオーロラに出会うことができました。
オーロラには強弱があるらしく、肉眼で見えるのはかなり強いオーロラではないと見えないとの事。
実際に92回クルーズでは2日間オーロラが発生しました。
1回目は弱かったらしく見え方的には白い雲が遠くにあるようなイメージ。
でも一眼レフなどで撮影するとこの通り。(オーロラを撮影するためには設定が必要)
でも2回目は肉眼でも見る事ができる程強かった...らしい。
オーロラが出る時は船内放送がかかる。
発生する度に放送がかかるんですが、その日は合計3〜4回かかったかな?
かかる度にデッキに出てジーっと寒い中夜空を見ていた僕は
睡魔が限界まで来ていて最後の放送がかかる時には部屋で寝てしまっていた...
なので一番綺麗に見えるピークを見逃してしまったのだ。
ちなみに上、2枚の写真はピーク時の写真だそうです。
朝、起きてからは「絶対、今日の夜は寝ずに朝まで起きる!」と決めたが、
なんとその日から台風が近くにいたらしく数日、悪天候が続くと聞く...
ん...て事は!!
陸からもオーロラが見れない!
オーロラと教会を背景に写真を撮る目標がなくなった事に気がつきました...
割とそれに気付いてからは内心ショックを隠せませんでした...
やっぱその時、その時を大事にしなきゃね...
身を持ってその事を痛感しました。
【悪天候だった期待の国】
寄港地の中で、あんなにも降りるのが楽しみだった国はアイスランドだけ。
そして「もう一度、絶対来てやる!リベンジしてやる!」って思ったのもこの国だけ。
92回クルーズではアイスランドの寄港は2泊3日でした。
3日目の午前出航だったので「3日目の朝に帰ってこればいいし実質丸2日か〜」と思っていると、
悪天候がここにも影響が...
台風が近づいているとのことで安全を考慮して2日目の夜に出航する事になった。
なんと...まぁ確かに台風の中、何もできないしな...
というわけで天気悪い中、アイスランド観光が始まった。
〜初日〜
船を降りて目指すはブルーラグーン!!
やっぱここは外せないですね。世界で一番大きな露天風呂!!
(水着着用です。)
事前にネット予約をしていたので自分たちで
バスターミナルへと行き、いざ出発!
ついたら目の前に乳白色の景色!
うわ〜テンション上がる〜!
ちなみにブルーラグーンの写真はこれだけ。
実はテンション上がりすぎて撮るの忘れていました(笑)
まぁ温泉やしスマホ持って行けへんし。
個人的にオススメなのが無料で使うことのできる泥パック!!
ぜひ皆さん使ってください。
僕は肌にあったのか、4日間ぐらい肌がモチモチしたままでした。
そして帰り道、レイキャビクについてから散歩がてら
噂の夜の教会に行きました。
悪天候なので顔が不機嫌です。
そのまま暴風の中、歩いて船まで帰りました。
帰り道にハルパと呼ばれる施設も寄りました。
ハルパはレイキャビクのコンサートホールらしいです。
ライトアップされて綺麗でした。
〜2日目〜
この日は朝からレイキャビクの散策をしました。
とりあえずは昨日も訪れた教会へ。
通称:ハットルグリムス教会。めっちゃ曇り。
チケット買って展望台へ。
さぁ見てください。一面に広がる曇天でございます。
せっかくなら教会の中も。
天気悪くてやっぱ浮かない顔。
でも街中はカラフルで綺麗な街並みでした。
改めてスマホなしで観光するのはいいですね。
気の向くまま自由気ままに思った方へ行く。
フラッと立ち寄ったお店でワッフルを食べましたが、
ここがまぁ美味しい!個人的にはベルギーのワッフルより美味しかったです。
ええ街やなぁ。
そんなこんなであっという間に帰船の時間となり、
期待に期待していたアイスランド寄港は終了しました。
【まとめ】
いかがでしたか?
おそらく読んでると「え?これ好きになる理由ある?」といった感じだと思います。
むしろ「せっかく期待していたけど天気悪くて最悪じゃない?それでいいの?」
って思うはずです。
だからこそ好きになりました。
絶対アイスランドだけはリベンジしてやるって。
そして正直好きになった理由も、ぶっちゃけ直感です。
なんか街の雰囲気、郊外の景色、全てが自分と合うんです。
僕は好きになったものに対して上手く理由を伝えるのが苦手かもしれません。
なんていうか直感というか雰囲気に惚れるというか。
とにかく好きになるのに理由はありませんでした。
本で見たアイスランドに降り立って実際に見て感じて...
船がアイスランドから出航する時は「絶対またここに来る」と思いました。
次こそはもっと心の底から堪能してやると決めています。
もっとこの国について知りたい。
もっと色んな場所を見てみたい。
この気持ちに細かい理由はいらないでしょ?
是非、皆さんも地球一周をしながら
そんな国を探してみてください。
長々、駄文にお付き合いありがとうございました。
またアイスランドの事で興味が湧いたら声かけてください。
是非、天神にあるアイスランド産ラム肉を取り扱ってるお店にいきましょう。
ではまた!