こんにちは!ピースボートセンターふくおかの澤田かをりです。
福岡は梅雨入りしました!例年よりもずいぶん早いようで・・・私は5月の気持ちい風が好きだったので梅雨入りが早まってちょっと残念です!
今日は、最近読んだ本の中からピースボートと関わりのある方が著書であり、個人的にもおすすめの2冊をご紹介したいと思います。
まずはこちら「ぼくは挑戦人」
水先案内人(※1)でもあるちゃんへん.さんの著書です。
ちゃんへん.さんはジャグリングを用いた芸をするプロのパフォーマーです。
ジャグリングと出会う前の幼少期から、朝鮮人ということで壮絶ないじめと差別をうけます。そんな中、ジャグリングと出会い、世界世界的パフォーマーとなるまでと、そして今。・・・簡単に略してしまっていますが、もう内容がすごくて映画を1本観終わった後のような疲労感でした。そして、家族の絆や命という普段の生活で考えていたなかったことにガツンと一発目覚めさせられたような、そんな衝撃を受けました。さらに、なんかずっとじわじわくるんです。
内容は濃ゆいですが、とても読みやすいです。
ピースボートの船旅には、国内外から各界の専門家やアーティストの方たちが「水先案内人」として多数乗船されています。ともに旅をする仲間であり、ときに先生役を担ってくれる水先案内人の方々から、さまざまなものを学ぶことができます。
続いては「日本のSDG’s~それってほんとにサステナブル~」
元ピースボートスタッフで、現在はジャーナリストとして活躍している高橋真樹さんの著書です。
タイトルの通り、実際モヤモヤしてました(笑)
あっちもこっちもSDG’s。本当に真剣に取り組んでくれているなら大歓迎なんだけど、前置詞のように使われているような感じがして違和感がありました。
この本を読めばすべて解決!というわけではないですが、たくさんのヒントがもらえました。また、実際に本気で行動している地域や企業なども例に出されていて、こちらも読みやすく、「ふむふむ」と腑に落ちることが多かったです。もちろん個人差はあるはずですが。
梅雨のステイホームに是非いかがですか?