みなさま、こんにちは!ピースボートセンターふくおかの讃井悠介(さんこん)です。
今日は、北半球を巡る船旅では必ず寄港するパナマの世界遺産をご紹介します。
パナマの港町クリストバルと言えば、寄港地の中で治安が一番を争うほど悪い場所として知られています。
旅人には必須と言える著書「地球の歩き方」にもクリストバルのあるコロンという町は危険なので、なるべく滞在を控えるべきという記載があります…
中南米の他の国と比べるとパナマ全域は比較的安全な国なのですが、特に港町の治安が悪いと言われているんです。
なにをするにも良し!魅力たっぷりなパナマ
治安の面から、ピースボートのスタッフも全員、オプショナルツアー(寄港地滞在中に行われる有料のツアー)をお取りくださいと言います。
正直、オプショナルツアーはどれもお勧めです!僕自身も毎回どのツアーに行こうか悩んでしまいます。
例えば、先住民族と出会える交流のツアーがあったり、
熱帯雨林で自然を満喫できるツアーがあったり、
もしかしたらナマケモノにも出会えるかもしれませんよ!
パナマを代表するパナマ運河は船でも通行しますが、
運河の仕組みを知れるようなツアーがあったりと、
正直、どのツアーをお勧めしたらいいかも迷ってしまいます。
パナマの街を知るならば!
街の観光を楽しみたい方は、是非パナマシティまで足を伸ばしてみて欲しいです。
パナマシティは新市街と旧市街に分かれています。
新市街は、高層ビルが林立していてすっごい都会だな~と感じます。
福岡出身の僕からすれば、毎回大都会東京に行った時のような気持ちになります。
そしてこのパナマシティの一画にあるのが、世界遺産の歴史地区カスコ・ビエホです。
新市街との対比を楽しめる
元々スペインの植民地だったパナマは、南米大陸とスペインを結ぶ貿易拠点の都市として発展しました。
世界遺産名のパナマ・ビエホというのは、元々そこに街の中心があり、「古いパナマ」を意味する場所です。当時イギリスの海賊に襲われてしまい現在は廃墟跡が残ります。
襲撃後に再建された街が、今の歴史地区です。
徒歩でまわれるような規模の街には、植民地時代の家や大聖堂などの古い街並みが残っています。
サンホセ教会は輝く祭壇が有名です。海賊に金銀が持ち去られてしまったパナマにおいて、この祭壇は漆喰に隠されていたため残っています。
大聖堂
フランス広場
またパナマ湾を望むことができる遊歩道からの景色がお勧めです!
散策で古い街並みを歩いた後に、対岸に見える近代的な街並み。
古いものを大事にしながら、進化していく。
この空気を是非味わって欲しいです。
ピースボートセンターふくおか 讃井悠介(さんこん)