
みなさま、こんにちは!ピースボートセンターふくおかの讃井悠介(さんこん)です。
少しずつ日々の気温もあがってきて、春を迎えてきました。
春先に訪れたい北欧地域。
ピースボートクルーズの2022年の春航路では、北欧地域を訪れます。
『世界最大級のフィヨルドを進む船』
北欧の素晴らしさは、自然に溶け込むカラフルな歴史のある町並み。
ピースボートの洋上からもフィヨルド地帯の壮大さを感じることができます。
ピースボートクルーズが航行するソグネフィヨルドは204kmも続き、国内最大のフィヨルドで世界で2番目の大きさです。水深は約1300m。
ソグネフィヨルドの遊覧の後には、世界遺産に登録されているネーロイフィヨルドも遊覧します。最も幅が狭い所は、250mしかないんです!
「フィヨルドFjord 」ということばは世界中に知れ渡っていますが、実はノルウェー語なんです。
このフィヨルド観光の拠点と知られる町が、ノルウェー第2の都市のベルゲンです。
本日は、ベルゲンの町の中心にあるブリッゲン地区をご紹介します。
『何度の火災にも負けない!』
ブリッゲン地区には、カラフルな三角屋根の木造の倉庫群が並んでいます。
かつて北ドイツやバルト海沿岸にあった都市同盟の一つで、干鱈の取引などで大いに賑わいました。
現在見られる中心部は、1950年代の火災の後に再建されたものです。
それまでも何度か火災に見舞われほとんどの建物が焼失したこともありましたが、その度に元通りに復元されています。
よく見ると建物が斜めに見える箇所もあるんですが、それも忠実に復元されたという証拠と言われています。
『裏道に迷い込もう』
表側のカラフルな風景は、写真映えして多くの方が写真を撮りますが、是非倉庫群の細い裏路地にも入ってみてください。
そこには歴史を感じさせてくれる姿があります。
裏路地には今にも壊れてしまいそうな場所もありますが、とてもいい味が出ています。これこそが、ブリッゲン地区の真髄です。
ブリッゲンは、世界遺産には1979年に登録されました。これは世界遺産登録が開始された翌年のことです。
『狭い範囲にみどころいっぱい』
船が停泊する港から、ブリッゲンまでは徒歩で行けます。
カラフルな三角屋根の建物は、お土産屋であったりレストラン、アトリエなど。
1つ1つの建物は小さいので、是非覗いてみてください。
また、市場も広がっています。
ノルウェーといえば…
サーモン!新鮮な魚介類も多く並びます。
是非行っていただきたいポイントは、ブリッゲンの背後にある標高320mのフロイエン山です。
町から近い場所にあり、頑張って自然を感じながら歩いて登っていくこともできます。
ただちょっと急な坂道なので、行きはケーブルカー、下りを歩きがお勧めです。
山頂の展望テラスからは、ベルゲンの町はもちろん、フィヨルドも望むことができます。
のんびりした寄港地ベルゲン。
町中には妖精トロールがいます。
トロールは、妖怪とも言われることがあります。
気に入った家には富と幸運を授けるが、気に入らないと作物や森などに危害を加えると言います。
環境先進国に暮らす妖精か妖怪。
世界でも珍しい、国連のSDGsキャンペーンシップであるピースボートで訪れる私たちには幸福をもたらせてくれるでしょうか。