「バレッタ(ヴァレッタ)市街」(マルタ共和国)

みなさん、こんにちは!ピースボートセンターふくおかの讃井悠介(さんこん)です!

世界には小国と呼ばれる場所があります。しかしそこには沢山の魅力が詰まっています。

今日はその魅力を余すことなくお伝えしたいと思います!!

紹介する世界遺産はマルタ共和国のバレッタヴァレッタ市街です。

みなさん、マルタ共和国がどこにあるかご存知ですか?

イタリアのシチリア島から南に約90kmの場所、地中海に浮かぶ小さな島国です。面積も長崎県五島の福江島と同じくらい。沖縄県の西表島より少し大きいサイズです。まぁ小さな国ということです。

しかしこの小さなマルタ島にはヨーロッパの他の大国にも引けを取らない、素晴らしい街が存在します。

見どころは到着前から!

マルタ共和国は、大きく分けて3マルタ島、コミノ島、ゴゾ島あります。

このマルタ島の中心部である首都のバレッタは、経済や政治の中心で約6000人が暮らしています。また城塞都市として知られており、かつて聖ヨハネ騎士団がこの島を本拠地にしていた際に、オスマントルコの侵攻に合ったのを機に再攻撃に備えて城塞都市を作り上げました。

バレッタの楽しみは朝早くから始まります。これは入港のシーンです。

デッキからは高い城壁に囲まれたバレッタの街並みが!

朝日に照らされ、マルタストーンというマルタの大地から切り出された石灰岩が、きれいな蜂蜜色に輝いています。世界の数ある港の入港シーンの中でも、ここが1番という方も多いです!

入港の途中、セングレアというに立つが見えてきました。塔の壁には、目と耳が彫られています

これは 「耳を澄まし、目を凝らして、海と空からやって来る敵を監視する」という意味が込められています。

アクセス、治安、景色良好!

船が停まるのは、街への入口へ続く坂の下です。アクセスがよい!

少し急な坂道すぐの所に有料エレベーターもありますを登れば、シティー・ゲートと呼ばれる要塞内に続くメインゲートや国会議事堂が見えます。バレッタの街は、1500年に建設されたままの残されていて、街には高いビルなどもなくゆったりとした空気が流れる場所です。

また治安も良く物価も他のヨーロッパ諸国に比べ安いことから、最近マルタへ語学留学する人もすごく増えているそうです。

バレッタの中でも早い時期の1574年に建てられた騎士団長の宮殿。入口には衛兵が居て、交代式を見れる時もあります。聖ヨハネ騎士団の重要な場所で、豪華な部屋や庭が残されています。

聖ヨハネ大聖堂は157277年にかけて建設されました。騎士団の守護聖人「聖人ヨハネ」に捧げられた教会で、外観とは対照的に内部は豪華な装飾品で彩られています。

「オールド・ベーカリー通り」

騎士団の時代にパン屋が軒を連ねていたことからこう呼ばれるようになったそうです。張り出したバルコニーがカラフルで美しい通りです。

バレッタは路地裏も表通りも美しいです。

バレッタ + ・・・?

マルタ島自体が小さいので、時間があればさらにマルタの魅力を感じることができます。僕はバレッタからタクシーで約40分のマルサシュロックという漁港の町にも行きました。

マルサシュロックの中心部は1時間もあれば回ることができますが、のんびりと食事と海の散策をお楽しみください♪

マーケットも並びお買い物や、新鮮な魚介類を食べることがきます。

またマルサシュロック湾には、ルッツと呼ばれるカラフルな小型漁船が彩っています。

この船を貸し切って是非沖合まで出てみてください。素晴らしい風景がそこにはあります。

マルタには他にも紀元前に作られた世界遺産の巨石神殿やコミノ島と美しい海など名所があります。町を歩いていると、人口の倍いると言われる猫がひょこっと顔を出してくれることでしょう。地球一周の中でマルタが入っているコースは特にお勧めです!

ピースボートセンターふくおか 讃井悠介(さんこん)