「マラッカとジョージタウン、マラッカ海峡の古都群」(マレーシア)

日本人にとても人気のマレーシア

みなさん、こんにちは!讃井悠介(さんこん)です!

今日ご紹介する世界遺産は、2019年にピースボートで初めて寄港したマレーシアのペナン島。

マレーシアは、日本人が移住したい国ランキングで、2018年までなんと13年連続1位だった国なんです!治安や医療面・物価が良く、自然も多く残る国です。ペナン島も人気が高く国内2番目の観光地として知られています。

我々が訪れたペナン島は、マレーシア北部のマラッカ海峡インド洋に浮かぶ島です。

ペナン島は、「マラッカとジョージタウン、マラッカ海峡の古都群」という名前で世界遺産に登録されています。この二つの街は、ヨーロッパとアジアを結ぶ貿易の中継地として重要な役割を果たしてきたマレーシアの古都として世界遺産に登録されました。

ちなみにマラッカという街とペナン島(ジョージタウンはかなり離れてるので1日の滞在では行けません..

港からのアクセスがいい!

ペナン島はからっとしていて暑いですが、年間の平均気温は2432度。1年中半袖でも過ごせるような場所です。

船がとまるのはペナン島のジョージタウンという世界遺産の街の港。着岸場所からターミナルを抜ければ街の入口!すごく街歩きがしやすい場所です。

ターミナルを抜けると、コーンウォリス要塞が!これはペナン島発祥の地に建設された要塞です。

またすぐ近くの所には、1897年に作られた当時の英ビクトリア女王即位60年記念の「ビクトリア時計台」もあります。

ここから街が続いていきます。

様々な文化の融合の街、ペナン島

このペナン島は最初イギリスが入植した場所で、イギリス東インド会社の東南アジア進出の拠点となり、東西貿易の中継地として発展しました。その結果、西洋、中華系、イスラム、ヒンドゥー文化が融合する街になりました。コロニアル時代の建築が立ち並びます。

シティーホール。現在は市庁舎として利用されています。白亜の美しいこの建物は、カツテイギリス東インド会社の拠点でした。

クー・コンシー。中国福建省からやってきたクー家の霊廟。ペナン島の人口は約70万人で、半数を華人が占めます。マレーシアで最も華人の人口が多い街です。豪華な装飾は見ごたえがあります。

色鮮やかなヒンドゥー教寺院。

カピタン・クリン・モスクはペナン島最大のモスクです。

喰いだおれの街

ジョージタウンをはじめ、ペナン島にはいたるところに屋台があります。値段も安く種類もたくさんあるので、足を運んでみてください。

港近くにも屋台街がありました!

水上集落

街から海に向かって伸びる、クランジェティ(一族の桟橋)。これは、はしけ係留や荷揚げ荷下しや材木置き場として政府が開発した場所に、中国系住民が住み着き形成されました。 その後小屋が立ち同姓一族が集まりできました。

歩いてみると、細い通路の両側に 雑貨屋やカフェが並んでいました。


アートの街

2012年からこの町の見所が一つ増えました!街の通りやお店の壁など様々な場所にストリートアートが点在しているので、それを探しながら歩くのも楽しいです。今ではこのストリートアートは50カ所以上あるそうです。

実在のアイテムを利用したトリックアートな作品も多いので、探してくださいね。

東西の文化、そして現代アートが融合するマレーシア、ペナン島。

マレーシアの魅力が詰まった寄港地です。訪れた際には是非マレーシアの魅力を堪能してきてください♪

ピースボートセンター 讃井悠介(さんこん)