みなさま、こんにちは!ピースボートセンターふくおかの讃井悠介(さんこん)です。
もう3月に入りましたね。
僕はピースボートセンターふくおかに初めて来た日から、14年目に突入しました。
初めてセンターに来たのは、2007年2月中旬でした。
ピースボートを知った日から、約1週間後にボランティアスタッフ説明会に参加する為にセンターを訪ねました。
貯金は全くなかったのですが、説明会にて割引を貯めれるといういうことを知って、すぐにクルーズの登録とボランティアスタッフ登録をその日に行いました。
説明会中も色んな人がセンターに来ては、なんか色んなことをやってるな~と思っていました。
説明会後に、「今から募金するんですが、一緒に行きませんか?」 とセンターにいた若い人に声をかけられました。
募金ってなんの?と思ったんですが、暇だったので分かりましたと二つ返事しました。
それが『P-MAC』(ピーマック)との出会いでした。
募金したことは人生で初めて。
町中であんなに大きな声をあげることも初めて。
1時間合計5名でやり続けた募金で1万円以上の募金が集まりました。
初めての経験でしたが、達成感とまたやりたいという気持ちが込み上げてきて、僕はそれから毎週のようにこの募金活動をやることになります。
P-MACのこと、地雷のこと、カンボジアのことをピースボートのメンバーと勉強していきました。
※当時の募金中の写真です。
『カンボジアにいつか行くんだ!』
ピースボートの寄港地オプショナルツアーの中に、ピースボートが長年支援を続けるカンボジアの地雷原を訪問するツアーがあります。
あの日募金活動をしてから、このツアーに参加したいと思っていましたが、金銭面の都合で行けませんでした。
でも「いつか必ず!」とそれから思い続けていました。
地球一周下船後も、ピースボートで活動を行うことができました。
まだ行ったことのないカンボジアに想いを馳せながら。
『現地で確認できたこれまでの支援』
それから8年後の年末にカンボジアの地を訪れることができました。
ピースボートが集めた募金は、世界の他の団体の支援が入っていないカンボジア奥地の村に使われていました。
元々、村には多くの地雷が埋まっていて、その地雷を撤去しそこに小学校が建っていました。
多くの子どもたちの笑顔が溢れていました。
学校の門には、学校の名前と共に「ピースボート」と刻まれていました。
時間はかかってしまいましたが、ピースボートでしか体験できないものをしました。
長く募金を続けてきて、それが実際どのような形になっているのかを自分の目で見ることができました。
感じることができました。
『募金活動ができない今』
ピースボートは現在23年間カンボジアの地雷をなくす支援を続けています。
しかし未だに多くの地雷が埋まっている現状です。
昨年から続くコロナウイルス拡大により、今まで続けてきた募金活動ができなくなっています。
支援が滞ってしまいました。
そこでP-MACグッズを作り、その売上の一部を支援するという試みをしています。
みなさま、よろしければご覧ください。
また募金活動再開する時も、一緒にしてくださる方も募集しています!