こんにちは、ピースボート福岡スタッフの澤田かをりです。(自己紹介記事はこちら!)
私は25歳の時に第34回ショートクルーズ、第35回地球一周クルーズに連続乗船しました。
旅行代金と諸経費等払ったら、ほぼお金がなくなってしまい、お小遣いとツアー代は合わせて10万ほどでした。
さほど「自分はお小遣いが少ない・・・」と思った記憶はないですが、
いかにお金をかけずに寄港地を楽しむか?ということは考えていました。
寄港地でやろうと決めていたことが3つありました。
①現地の郵便局に行ってお手紙を出す。
家族や友人にはもともとお土産を買って帰る予定はありませんでした。現地から絵葉書などを出そうと思っていたのでそれをお土産代わりにと考えていました。
寄港地で気に入ったポストカードを見つけると、その場で書いて送ったり、船内でゆっくり出来る日に海を眺めながら長い長いお手紙を書いたり。
当時は日本と電話で連絡を取ろうと思うと1分100円とか200円とか!?
いまはSNSなどいろんな手段があり、かつ簡単に写真なども送ることができて、
本当に便利な世界になったなぁと思います。
でも、やっぱりお手紙やハガキっていいなと思うのです。
筆跡から想像できる相手の気持ちや想いなどが伝わってくるので、個人的にはこんな便利な世の中でも、時々遠くのお友達に手紙を書いたりしています。
日本から船にお手紙を出すこともできますので、
船に乗る時、乗る友人がいる時は1度でもいいのでお手紙を出してみませんか?
②現地の言葉の絵本を買う。
本屋さんや商店などで絵本を探し、なるべく現地の言葉で文章が書かれていたり、
絵が気に入ったものを買うようにしていました。
まだ未婚(結婚の予定もなかった)の私から、未来の子どもへの贈り物のつもりで集めました。
最近、ノルウェー語の本を息子たちに読んでと言われて、
絵から想像した物語を話していた時のこと。
「本当にそう書いてあるの?この前とお話違うよ~」と疑問を持たれてしまいました。
ここで、翻訳アプリ登場!
・・・す、すごい。
若干の日本語の違和感はあるものの、ちゃんと絵に沿った物語になっているんです!
大変だ、これによって物語は、母の作り話ということがばれてしまいました。
ギリシャで買った恐竜の絵本
スペインで買った指紋スタンプの絵本
残念ながら現時点で半分くらいはビリビリに破られ、いろんなものをこぼされ、今残っている冊数は少ないです(笑)
③おいしそうなお店があったら買って食べる。
すぐに思い出せる美味しかったところは、クロアチアの旧市街の中にあるジェラート屋さん、
タイのプーケットの港の出店で食べたカオマンガイやパッタイ・・・思い出しただけでよだれがでそうです!
毎回レストランに入られるほどのお金は持っていなかったので、ほとんどが露店やスーパーマーケットでした。そもそもスーパーマーケットが大好きでした。
スペインのバルセロナではどうしてもパエリヤが食べたくて、友達10人以上でたった4つのパエリヤを注文したことがあります。
レストランの店員さんには「ごめんね、大人数なのに少ない注文で・・・」という気持ちを伝えましたが(スペイン語話せないので身振り手振りでですが・・・)、全く気にせず笑顔で全員分のテーブルセットを作ってくれました。もうそのパエリヤの美味しかったことったら。
もっとお金があったらオプショナルツアーや交流ツアーに参加したかったというのが本音ではありますが、ツアーが地球一周の船旅のすべてではないと思います。
自分のスタイルに合った寄港地での過ごし方の参考になればと思います。
では、またお会いしましょう!