さあ、ついにこの日がやって参りました!
第93回クルーズ出航式!紆余曲折ありながらも、なんとかこの日までたどり着いた若者たちがいます。
と、その前に出航式前日には、前回から恒例?企画になってきました、乗船前日パーティー。略して前乗りッパ(今勝手に作りました)!
92回から降りてきた人たち、そして93回に乗るメンバー、93回を見送る者たちが集まり、横浜の中華街を堪能してきました。
うん、各々いい顔してます。
「前乗りッパ」で口を酸っぱく、「パスポート忘れないように!」「遅刻しないように!」と言ってきた甲斐がありました。無事、福岡93回メンバーが12月9日、横浜大桟橋に集結しました。
集まるやいなや、すぐにスタッフから船内に誘導されます。
でも、僕たちは船の前で集合写真が撮りたいと、大急ぎで大桟橋のデッキにダッシュ!そしてパシャリッ
時間がなさ過ぎて、反対岸のオーシャンドリーム号まで行けず、なぜか「飛鳥Ⅱ」の前で撮ることになりました(笑)
この後、93回メンバーは抱き合いながらお別れをし、船に乗り込んでいきました。
みんなには船内の8階後方に集まってもらい、12時半には出航式です。
ちなみに乗船する人は、CIQという場所で出国審査を行い、船内へ行きます。そして部屋に着くと同部屋の人とご対面。そうこうしている間に、避難訓練が始まり、昼食をとり出航式に挑むのです。
最後のお別れです。
司会の人が出航式を進行していますが、正直そんなことよりも目の前の仲間とのお別れが最優先で耳には入っていませんでした。船からは5色の紙テープが投げられ、司会の「出航しまーす!」という声と共に大きな汽笛が3発鳴ります。出航式のクライマックスを迎え、沿岸から徐々に離れていく船。お互いに声の限り「いってきまーーーす!」「いってらっしゃーーーい!」の声が大桟橋に響き渡ります。その中には涙する人も。
そして、ゆっくりと地球一周のスタートラインである、ベイブリッジをくぐっていきました。
本当に何度見ても出航式は良いものです。
飛行機の旅にはない感動に包まれた旅立ちの時です。
たくさんの人たちがこの出航式を見送りに来ていました。
是非、みなさんも機会があれば来てみてくださいね。
その後には、まだまだ終わらないのがこの日です。
そこからは、94回以降の全国ボランティアスタッフが集結し、「決起集会」という名の80人程の大交流会が開かれました。福岡からもわざわざ4人も飛行機に乗って来てくれました。
会場では、お酒と笑い声が飛び交い、今後一緒に乗船するであろう他県の人たちと、交流を深めていました。
また、途中には長年ピースボートで働いている、志村洋一さんと田中洋介さんをゲストに、ピースボートへの想いや歴史、ポスターの歴史に至るまでたくさんの話をしていただきました。
2時間という時間があっという間に終わり、もちろん2次会3次会と繰り広げられたようです。
ピースボートに乗船しようと思っている方は、是非「出航式」と「全国決起集会」に参加してほしいもんです。