世界の‘最’果てまでイッテ◯…!!
こんにちは、スタッフみしょーです^^
今回はなんと『世界の最果て』に行ってきたお話です!先週の記事では天国の谷に行ってきた私…世界の端から端まで忙しいこと!笑

日本の最南端沖縄に3年ほど移住していた私が、世界の最南端に行ってみたら…一体どうなったのか?!
紹介していきます!

世界の大陸最南端に広がる、最果ての街。

世界の最果てと呼ばれる街、その名もウシュアイア。南米大陸アルゼンチンの最南端に位置する街です。
きっとみなさん一度は聞いたことのあるブランド「Patagonia」、あのモデルになっているパタゴニア地方の最南端でもあります。

その先にあるのは南極大陸のみ!南米の温かいイメージとは真逆でここは寒いです。南半球クルーズは基本温かいですが、この周辺の間は一気に気温も下がります(※実はウシュアイアのちょっとだけ南に、1800人ほどの小さな町もあるそうですが、都市として栄えるウシュアイアのほうが最果てとして有名です!)

■どこもかしこも「最果て」まみれ!?

とにかくウシュアイアに着くと、最果て看板・最果てTシャツ・最果てHard Rock Cafe…何でも最果てです。笑
そんなわけで私は今回“世界の最果て列車”に乗車してきました💡




こちらがその最果て列車、そう!機関車なんです!
思わずテンションが上がります!!
さっそく乗車するため駅でチケット購入。周りにはピースボートのツアーで確実に行く方ももちろんいましたが、自由行動なので何でもぶっつけ本番です。外国語はみんな堪能ではないですが、ジェスチャーでなんとかなります。
私はチケット売り場で子供に見間違えられましたが。笑

出発前の駅もなんだかおしゃれでワクワク…各国の国旗やその国の時間がわかる時計もかかっています🕙



日本「TOKYO」は12時間の時差なのでみんなは夜中の23時ごろか・・・と思うと、地球の反対側でふふふ✨とちょっと嬉しくなっちゃいます😏笑

乗車するとそこに広がるのは広大な緑、土、湿原帯!
スピードはかなりスロー。途中車掌さんが飛び降りて、前の車両まで歩いて移動する場面もありました。笑
車内ではゆったりと外を眺めるのにぴったりな音楽も流れています^^



なんでこんな最果てにわざわざ列車があるのか…??実は昔このウシュアイアがあるフエゴ島は流刑島だったそう。囚人が働くためだった線路の一部がいま、観光に使われているんです!こんな歴史も知っているとちょっと旅が面白くなります♪

途中駅で列車が一時停止して待ってくれる時間も、15分ほど用意されているのは嬉しかったです!
ここぞとばかりに、居合わせたみんなと一緒にインスタ映えな写真をとったり、ただただ一人でゆっくり景色を眺めたり。

こんなふうに両方の時間を楽しめるのが、ピースボートっていいな〜と思った一つの点です
野生か飼われているのか、馬がいたり…この地域の小川にはビーバーが作るダムもちらほらあるそうです!とにかくゆっくり流れる汽車旅を40〜50分ほど楽しめました。

ちなみにこの最果て列車、結構お値段がするので節約したい・ゆっくり歩きたい、という人は、途中から線路の脇をひたすら歩いていく人たちもいました。※距離は結構あります><

地球一周に行けたとしても、お金がなきゃ満足にいく旅ができないんじゃないの?
とよく耳にしますが、楽しみ方は人それぞれ・その時の気分次第。お金がなくても見て肌で感じることだけでも十分楽めるし、お金があってもあえて歩きたくなる瞬間がある!と、この地球一周で思ったことの一つです💡

そして到着した先には、最果て郵便局。



「お!誰々がいる!!」なんて、目的地についたときにみんながいたときの安心感は半端じゃないです^^

この最果て郵便局もちろん手紙を出せます。私は1ヶ月以内で日本に届きましたが、4年たった今なお、まだ届いてない人もいます😂(笑)

■半日で楽しめる、最果てタウンと美味しいグルメ🍴

さて、街に戻ってきて腹ペコです。ウシュアイアはなんと行っても蟹やお肉が有名です😆
半日たくさん歩いたあとのお肉!!最高です。

ピースボートのオプショナルツアーを予約していると、昼食がついているものもあったりして、その国の美味しいものも食べられるのでとっても楽なんですよね〜、ですがこんなふうに自由行動で街ブラをして、みんなで見つけたお店のご飯も最幸の思い出なんです。

どっちがいいの?と聞かれるとばりばり難しいところですが、治安が良ければぜひ、お気に入りのお店を探す旅もチャレンジしてみてください^^★

■船でプチブーム?ヤマナ族の正体とは?!
ウシュアイアの街を歩いていると、たまに何だこれ?という看板や人形お土産に出会います。

その名もヤマナ族

さらに誰だそれ??って感じですよね(笑)私もヤマナ族は港に付く前の船内寄港地紹介で知りました。
この地方にいた裸族の先住民族でしたが、「服を着たから滅びてしまった民族」と言われているそう!!
服着て滅亡?!と謎は深まるばかりですが、それはぜひ調べてみてください。

そしてこの部族が成人のときに身にまとった(描いた?)のが様々なセンスの模様がハイセンス!
(※写真の種類があまりないので気になる人は調べてみてください)

この奇抜なセンスと、写真で見かけるとんがりポーズに魅了された私達の間では、ウシュアイアの寄港前後でヤマナ族ポーズが流行ったとか流行っていないとか…😂いまでもウシュアイアで買ったヤマナ族のペンケースは大事に使っています^^✨

■世界のはじっこは寒いけど、あったかい街だった!




地球一周をしてみて、私は旅はできるけれど、やっぱり日本以外は住めないな〜と思っていました。
ですが、ウシュアイアだけはポロッと「あ、ここは住めるわ。」と口から出ていたんです。

寒いのが大嫌いで沖縄に逃亡するほどの私がなぜそう思ったか考えてみたら、ウシュアイアの人たちがすごく温かい方たちばかりだったんです^^
もちろんどこの国の人も面白くて優しい人達ばかりでしたが、ここはどこか沖縄に似た、余裕のあるほんわかした落ち着きのある人が多かった気がします。正直特段これだ!!という場所がなくても、それがまた良さだったりするんですね〜😊

ウシュアイアに訪れて、私は色んな国の端っこに行ってみたくなりました!これもまた発見💡

最後は、ウシュアイアをバックに出航式!寒い場所では船内でHOTの飲み物やお酒も盛りだくさん♪
ホットカルーアミルク&仲間ともに、ウシュアイアにさようなら〜〜^^