地球のおへそ~イースター島ってどんなところ?①~

こんにちは、金曜日ブログ担当の澤田かをりです。

新型コロナウイルスの感染予防のため、ピースボートセンターふくおかはゴールデンウイーク明けまでお休みをいただいています。
在宅ワークのため、自宅のパソコンで愛する島に思いを寄せながら、一日も早く収束してみなが自由に人と会えることを願っています。

さて、今日から本題のイースター島についてお話していきます。
本当に好きなので思いが先走って逆にうまく伝わらなかったりして・・・

(※細かい最新データなどにご興味がある方はインターネット等でお調べくださいね。)

私の愛するイースター島は絶海の孤島と呼ばれるほど、周囲に人が住む島も大陸もありません。
かわいい三角形をしています。
周囲が約58キロなので時速60キロの車で1時間もあれば一周出来ることになります。
フルマラソンランナーなら5,6時間で回れちゃうかしら?
そんな小さな島には村がひとつ。ハンガロア村といいます。

この村にはスーパーや市場、土産店、郵便局、学校、旅行会社、レストラン、教会などなど島民にとって必要なものが
すべてまとまっています。人口は現在7000人ほどと言われていますが、
私が初めてこの島を訪れた20年前は3500人くらいと聞いていたので、なんと倍!になっています。

観光業がさかんなため多くの方がその目的のためチリ本土など島外からからやってきた方々だと思われます。
日本人も住んでいるんですよ。私の知っている情報では4名いらっしゃって、
うち2名は20年以上前から島で暮らしてるご夫婦です。ご主人が小さい頃にイースター島に惹かれて現在も島でペンションを経営をなさってます。
もう2名はチリの旅行会社の駐在員さんのようです。
とにかくたくさんの観光客がはるばるやってくる人気の島です。この島とつながっている空路は二つ。
フランス領ポリネシアのタヒチからとチリ本土のサンチャゴから。どちらも飛行機で片道5時間ちょっとかかります。
島は観光名所と言っても、モアイ・モアイ・モアイの見学が主です。
他にあるのは椰子の木、心地よい風、きれいな海、うっすらまあるい水平線など自然の風景。
でも、なんというかこの島のもつパワーというかエネルギーがすごいのです。

島にはとっても広いマタヴェリ空港があります。長さは3300メートル。
小さな島には大きすぎるような空港。その理由はNASAの緊急着陸地点だからなのです。
つまり、万が一の時にはこの小さな島にスペースシャトルなど
NASAが打ち上げたものが着陸するかもしれない・・・・。考えただけで緊張します・・・。

島にはモアイが約1000体滞在しますが、みなさんはどういうモアイを想像しますか?
おそらく立っているモアイなのではないでしょうか。

ところが、実際に立っているモアイは50体もありません。
そのほとんどは倒れていたり、作りかけだったり、古すぎるモアイは言われないとわからないほど風化が進んでいたり、
また初期のモアイは中期や後期にリユースされていたりと様々なのです。

そこにはこの島の想像を絶する歴史があります。

続きはまた来週〜!!