見渡す限り豪華な建物
今回ご紹介する世界遺産は、僕がとても感動し、その場を離れられなくなった場所です。「世界一豪華な広場」と称されています。場所は、ベルギーの首都ブリュセルです。
グラン・プラスは「大広場」という意味で、110m×70mの広さの広場が旧市街の中心部にあります。広場の真ん中に立ち、一周見渡すと周囲に、市庁舎の他、ギルドハウスが立ち並びます。ギルドというのは、同業の、互いの発展を目的に成立したもので、中世都市の政治的、経済的実験を握ったもので、その集会所がギルドハウスと言います。交通の要所として発展したブリュッセルは、パン職人、肉屋、仕立て屋などのギルドハウスが立ち並びました。
王の家
市庁舎
破壊された広場
今は美しい広場ですが、過去にはプロテスタント弾圧の処刑場となりました。また1695年にはフランスのルイ14世の軍が、7万人の兵を率いて、3000発の砲弾と1200発の焼夷弾で広場を襲撃し、市庁舎と王の家を除き焼失してしまいました。しかしギルドの商人たちの願いと強い繋がりで、わずか4年で広場を復興させました。
食でも楽しめる場所
ベルギーは、チョコレートやビールが世界的に有名です。グラン・プラス周辺には沢山のお店があります。本場のチョコ、ベルギーでは1家で1年間約4万円も使うそうです。チョコソースがかかったワッフルもグラン・プラスの観光に疲れた時にお勧めです。
さらに美しく
夏場、夜になるとグラン・プラスはライトアップされます。そして、2年に1度、ここは花で埋め尽くされます!
また周辺には、有名な「小便小僧」の像があります。小便小僧は時期によって、洋服を着ているそうです。そして、さらに近くには、女の子バージョンが!小便少女…
グラン・プラスには見所が尽きません。是非1日中ここで過ごしてみてください。常に素敵な場面に出会えることでしょう。