「刺激を求めて地元から世界へ」廣田純也

こんにちは~!今回はピースボートセンター福岡(福ピー)で勤務をしているスタッフを紹介します!!

スタッフ紹介記事第4弾!!本日は廣田純也さんです^^(3名は以前の記事で紹介しているのでぜひみてくださいね♪)

廣田純也 Junya HIROTA(通称:芭蕉)

 

 

岐阜県大垣市出身。

趣味はHIPHOPとお笑いに古着屋めぐり。時々バイクに車。

とにかく地元の岐阜県大垣市を愛してやまない、生粋の大垣っ子。

 

 

 

冒険が大好きな幼少期

冒険と言っても幼少期は外で遊ぶタイプではありませんでした。

どちらかといえば泣き虫で内気な性格、よく姉や友達の冗談を本気にして泣いていました。

そんな泣き虫な僕の冒険はゲーム機の中やテレビの世界。両親が共働きで姉も習い事をしていた為、幼少期は一人の時間がとても多かったのを覚えています。

そんな僕をいつもワクワクさせてくれるのは画面の中の主人公達、ピ◯チュウと一緒に全国を旅する少年、喋るバイクと旅する少女、ドラゴンを探しに行く勇者ご一行…。画面の中ですが初めて行く街や景色に感動していました。

まさに平成の現代っ子。小学校に上がる頃には友人にも多く恵まれて、みんなでゲームやアニメの話題でいつも盛り上がっていました。

泣き虫からの中学デビュー

そんな泣き虫も中学生に上がった頃に変化がありました。

中学に入り自然に仲良くなって行く友人達が偶然にも問題児が多かったこともあり、僕は夜更かしを覚えて毎晩のように遊びに出かけていました。

それと同時にガラケーを買ってもらい、SNSが普及してきた時期だった事から地元の中学校の友人以外にも気軽に知り合えるようになりました。その結果どの中学校にも大体知り合いが2人以上は必ずいる状態に。

この時ぐらいから地元以外の地域に遊びに行くことがすごく楽しみになったことを覚えています。分の街以外でも同じように生活があり、その話を聞いたり同級生や先輩から色々な事を教えてもらうことが、とても刺激的で新鮮でした。

高校中退〜仕事漬けの毎日へ~

中学から遊び呆けていた僕も義務教育を終えれば世間は甘くありません。公立高校には進学したものの一年で退学し、そのまま通信制高校に転学することになります。

自分が怠けていたとはいえ青春時代が途中で終わる…。当時は割とショックでしばらく引きずっていました。

通信制高校は年に数回通学するだけで良かったので、その気持ちをバネに毎日のように働きました。

飲食店、サラリーマン、古着屋と色んな仕事をしましたが、一番自分が打ち込んだ仕事はキャバクラのボーイです。

世の中のイメージはあまり良くないですが胸張ってやって良かった仕事だと思っています。

多くのカッコイイ大人達に仕事や遊び方、礼節にマナーなど日々色んな事を教わりました。

ですが仕事ばかりの日常に、ふと疑問が生まれました。

「仕事って何だろう?やりがいって何だろう?」

「このまま偶然生まれた地域で一生で過ごすのか?」

「人生、お金稼ぐことが全てなのか?」

当時、毎日充実はしていましたが刺激がなく精神的にとても乾いていて青春時代のような刺激が欲しい!と常に思っていました。

とあるブログとの出会いからピースボートへ

英語が苦手で興味のなかった海外ですが、ふと「地球一周 仕事」でネット検索をしてみると、とある女性のブログが目に止まりました。

その女性は過去にピースボートで地球一周をし、ボランテイアスタッフをして全額分割引を貯めて乗船した人でした。

「ポスター貼ってタダで地球一周!」

「人生に一度は早い方が良い!」

「とにかく世界は広い!」

など魅力的な内容のブログでしたが、その中でも一番自分が興味持ったのはボランティアスタッフについての記事。

ピースボートセンターと言う場所、雰囲気やイベントについて事細かに記載されており、ボランティアスタッフ時代について”青春時代に戻ったみたいだった”と書いてありました。

青春時代が中途半端に終わった僕からしたら魅力だらけの記事で、見た瞬間に「これだ!」と思い、すぐに説明会に行きました。

そこで「君、若いですよね?おいくつですか?ポスター貼ってみませんか?」っと急に話しかけられます。

ブログを読み込んでいた事もあり、即答で「あ、それやってみたいんです。やるなら全額割引貯めたいんです。」と伝えました。

そしたら「話が早い!」と言われ、気づいたときにはボランティア登録の説明を受けて、1年後の第92回クルーズに申込をしていました。

トントン拍子で地球一周の第一歩を踏み出した自分。

でも、まだその時は半信半疑でした。

どんな人達も受け入れる場所

最初はかなり警戒しながらセンターに足を運んだ事を覚えています。

当時からネットでは賛否両論の声があり、何より否定的な意見が多く目に着きましたが「ネットで色んな意見があっても詳しく知らないし、とにかく自分の目で確かめて判断しよう。」「何かあっても負けない、絶対勝てる!」と思い、なぜか臨戦態勢で向かったことを覚えています。

けど実際ピースボートセンター行ってみると「あれ思ったより普通の人いっぱいおるやん。むしろ悪いところ見つからんやん」と思った事を覚えています。

そこからちょくちょく顔出すようになっていきピースボートセンターの誰でも受け入れる雰囲気が気に入ってしまって好んで通うようになりました。

ここでの出会いは本当に刺激的でした。

18歳の元暴走族なのにノリと勢いでカンボジアに移住したことのある少年、現フリーターだが3ヶ国語ペラペラの女性、とにかく人に注目されたいと言う男、日本中をバイクで旅してるおじさん

とにかく、ボランティアスタッフを通して多くの人と出会いました。

イベントなど遊びには行ってたものの、仕事ばかりで割引は全然貯めれず出航直前の2ヶ月間は名古屋に住んでボランティアに打ち込みました。

同じ目標を目指して集まってくる人たち、それを支えるピースボートスタッフの生き生きした表情。

地球一周をキッカケに色んな事が起きる環境に僕はハマってしまいました。

まさにブログに書いてあった通り”青春時代に戻ったみたい”で引きずっていた青春時代への未練もいつの間にかなくなっていました。

連続花火みたいに一瞬のように過ぎ去ったボランティアスタッフ生活。

そこで知り合って仲良くなり濃い時間を過ごしたメンバー。

 「この人達と一緒に地球一周したい」

心からそう思いました。

期待だらけの船旅と初めての海外

そんなこんなで出航当日を迎えました。

同じピースボートセンターの仲間と目立ちたいのが理由で蛍光色のTシャツで合わせて船に乗り込みました。

今思えば結構ガラ悪いですね。

初めての海外旅行が地球一周。楽しくないわけがありませんでした。

ただ色んなトラブルも多くありました。

暗証番号が分からずカードが使えなかったり、ギリシャで知らずに無賃乗車してしまい罰金取られたり、ニューヨークで現地の不良に絡まれたり、レンタカーで遠くまで行きすぎて帰れるかわからなくなったりと、贅沢な旅ではなかったけど本当に楽しすぎました。

船旅の良さは船を通じて沢山の人と一緒に世界を巡ること。

綺麗な景色を見た感動やその国の問題を知った時に隣の人とその事について語り合え、そして分かちあえる事がひとり旅との大きな違いだと思います。

船のデッキで地べたに座りながら円になり、朝まで色んな世代の方とお酒を呑みながら語った夜もありました。

特に印象深かったのは船の上で出会った同い年の15人。

全国各地住むところも違えば、大学生だったり会社員だったり同い年なのに全く違う経験をしてきた15人が偶然、地球一周に興味を持ち、たまたま同じクルーズで出会って語り合える事ができる…。

「俺たち今めっちゃ奇跡じゃない?!」なんて事を笑って話してました。

本来なら進路や将来に悩んでいる人が多い年齢の22歳、同世代の考えや夢を聞けたのはすごく刺激になりました。

些細な事の大事さを再認識した船旅

何より価値観が変わったのは”知る事の大事さ”を学んだ事です。

当たり前の事ですが、きっと僕は船に乗らなければこんな単純な事に気づけなかったと思います。

巡っていく国の中には、暗い歴史や目を背けたくなる現状の国もありました。

今までの自分なら興味が湧かず、知る前から距離を置いていました。ですが、多くの景色を実際に見て感じて行くうちに知る事に抵抗がなくなっていく事に気がつきました。

特にカンボジアの地雷検証ツアー、アウシュビッツ強制収容所などの大型のオプショナルツアーに参加した仲間達の話を聞いた時には、「俺も行って実際に見たり、話を聞きたかった」と思い、自分で調べるようにもなっていました。

それ以外にも

「自分のやりたい事に正直になっていいんやな」

「お金は大事だけど、俺の中で全てではない!」

などなど3ヶ月半の船旅を通して、改めて自分のことを再認識しました。

特に痛感したのは”今目の前にいる人も時が経てば会わなくなるかもしれない”と言う事。

どれだけ仲良くなっても旅が終われば皆それぞれの道を歩み出す。

今は隣にいる人でも、いつしか会いに行かなければ会う事すらできなくなる。

だったら今を大事に自分を隠さず人と関わろうと決めました。

そして「この地球一周の船旅に関わってみたい」と思うようになっていきます。

最後に

下船後少し日が経ってからピースボートスタッフになり、東京勤務を経てピースボートセンター福岡に来ました。

もう福岡に住みだして約2年。ポスター担当として多くの人を世界一周へ送り出し、いろんな人の成長も近くで見てきました。

だいたいの人が地球一周を「一生に一回だ!」と言います。でも僕は思うんです、乗る前も一生に一回だと。

だからこそ行きたい!と思ったなら、その気持ちに素直になって地球一周に突っ走って行って欲しい。

長くなりましたが、僕が伝えたいのは ” 船に乗る前も乗ってからも一瞬一瞬を大切に ”

では、ピースボートセンター福岡で皆さんをお待ちしています!