ル・アーヴル(フランス)

素敵な風景

みなさん、はじめまして!ピースボートセンターで勤務している讃井悠介(さぬいゆうすけ)と言います。ニックネームは「さんこん」で、普段ピースボートに関わっている人から、そう呼ばれています。
今日から、僕が大好きな世界遺産の紹介をしていきます。どうぞ世界に出る為の参考にしてもらえたら嬉しいです。
僕と世界遺産の出会いは、13年前です。高校生の時に勉強しながら寝てしまい、起きたらテレビが映っていて、そこに素敵な風景が映っていました。その時は分かりませんでしたが、後々調べたらそれが「世界遺産」でした。
ちなみにその時映っていた世界遺産は中国の蘇州の古典園林(渋い!)でした。すごくきれいな庭園群なのです!
それから世界遺産の事を好きになり、船内企画でも世界遺産紹介を行っています。

今日から沢山ある世界遺産を紹介していきたいと思っています。
どうぞお付き合いください。

フランスのル・アーヴル

ル・アーブルのひとこま
さて第1回目に紹介する世界遺産はフランスの「ル・アーヴル」です。

ピースボートのクルーズでも行くことができる街です。
ル・アーヴルに寄港して、多くの人が見に行くものは「モン・サン・ミシェル」です。フランスの中でもすごく人気のある世界遺産ですね。海に浮かぶ修道院の島として知られて、潮が満ちると、幻想的な風景が広がります。
ただ、今回はこのモン・サン・ミシェルではなく(またいつか紹介します)、「ル・アーヴル」です。

ル・アーヴルは、フランス北部のノルマンディー地方にあり、パリまで流れつくセーヌ川の河口の街です。実は、この街以前壊滅的な被害に遭いました。
第二次世界大戦に連合軍が侵攻したノルマンディー上陸作戦によって、77日間の先頭の末に多大な被害を受けました。
戦後の1945〜1964年に鉄筋コンクリートの巨匠と呼ばれたオーギュスト・ペレという建築家によって近代的に生まれ変わった街なのです。それは戦後の都市改造の中の成功例とされ、他の都市作りに影響を与えました。

街の魅力

サン・ジョセフ教会内部ビーチ
街の中心部は1日あれば全て見れる程の大きさですし、ヨーロッパ有数のビーチも広がっています。
街にはどこからでも見えるような高い教会サン・ジョセフ教会があり、内部のステンドグラスがとってもきれいです!!
街中は整備されて美しい建物が多いです。

またル・アーヴル周辺には、世界遺産ではないですが断崖の街エトルタや、カマンベールチーズの産んだ村カマンベール村などもあります。

ついつい多くの方がモン・サン・ミシェルにつられて見逃しがちですが、素敵な街なので是非歩いて、疲れたらビーチでノルマンディー地方の名産りんごのお酒シードルで乾杯はいかがですか?